電気自動車に特化したカーシェアリングサービスのREXEVは13日、リードインベスターのジャフコグループをはじめ、芙蓉総合リース、住友三井オートサービス、三菱UFJキャピタル、北陸電力ビジネス・インベストメントなどから総額約6.3億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で、自治体や企業のEV転換を支援するソリューションサービスやEVエネルギー・マネジメント技術の強化などを図り、今後、一層の成長が見込まれるEV市場において、EV導入と再生可能エネルギーの普及拡大を目指していく。
REXEVは2019年1月設立。再生可能エネルギーを活用した電気自動車によるカーシェアリングサービス「eemo」のほか、複数の電気自動車の車載バッテリーを活用したエネルギーマネジメント事業を展開している。eemoは、2020年6月に小田原市を中心とした神奈川県西部エリアでサービスを開始。2021年6月時点、神奈川県西部に27ステーション、47台のEVが稼働し、会員数は1,000名を突破。2022度末までに100台まで増車、神奈川県西部以外のエリア拡大も計画している。