中学・高校を対象としたプログラミングなどのSaaS教材の提供を行うライフイズテックは26日、今回のラウンドシリーズDにおいて、海外機関投資家から約20億円に加えて、5月に調達したクレディセゾンからの約5億円を合わせて総額25億円の資金調達を行ったことを明らかにした。これにより累積調達資金額は約55億円となった。調達した資金は人材採用をはじめ、SaaS事業や教材、プロダクト開発などに投下する。
ライフイズテックは2010年7月に設立。中学・高校生向けIT・プログラミング教育サービス「Life is Tech !(ライフイズテック)」の運営をはじめ、学校向けオンラインプログラミング教材「ライフイズテック レッスン」の提供などを行う。Life is Tech ! は延べ5.2万人以上が参加するITキャンプ・スクール。2019年にスタートしたライフイズテック レッスンは、2021年9月末時点、全国300以上の自治体、約1,650校の公立・私立学校、約32万人が利用している。同社では個別最適化された学校向けSaaS事業など、教育のデジタル化を進めており、オンラインとオフラインの垣根を越えた教育サービスの展開を目指す。