電力小売りサービスを展開するUPDATERは10月29日、TBSイノベーション・パートナーズ2号ファンド、TIS、ヒューリック、プロトベンチャーズ2号ファンド、SuMi TRUSTイノベーションファンド、みずほ成長支援第4号ファンド、W ventures、進和テック、日本政策金融公庫からシリーズCラウンドとして総額10.7億円の資金調達を行ったことを明らかにした。既に同シリーズファーストクローズで11.5億円を調達しており、同プレシリーズの15億円を加えると、同社シリーズCラウンドの調達総額は37.2億円になった。
調達した資金は人材採用の強化をはじめ、独自ブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティシステム「ENECTION2020」の機能向上やエアテック事業のサービス開発、新規事業などに充てる。
「これまで資本提携を結んだ企業様に加えて、新たに資本提携を結んだ日本を代表する企業さまと共創し、さらなる技術開発と社会実装を加速し、楽しくてワクワクする「顔の見えるサービス」を提供していくことが今から楽しみです。」(UPDATER 代表 大石氏)
UPDATERは、2011年5月にみんな電力株式会社として設立。独自ブロックチェーン技術などを活用した電力小売りサービス「顔の見える電力」を主軸に、空気環境改善事業「みんなエアー」などを展開する。これまでの累計調達資金額は、約52.2億円。