
東京証券取引所は15日、サイバーセキュリティのグローバルセキュリティエキスパートの東証マザーズへの新規上場を承認した。上場予定日は12月20日。
グローバルセキュリティエキスパートは1984年8月にビジネスブレイン太田昭和の100%出資によりホスピタル・ブレイン昭和として創業。中堅、中小企業向けサイバーセキュリティのコンサルティングサービスや最新のセキュリティ製品、サービスの提供を行うほか、セキュリティエンジニアを育成する教育サービスなどを行う。
創業時は医療機関のソフトウエア開発や販売、計算受託などを手掛けていたが、1992年10月に日本アイ・ビ ー・エムと共同出資で設立したギャブコンサルが展開するネットワークセキュリティ事業を2000年3月に譲受け、サイバーセキュリティーに特化した事業会社にシフトした。同年4月、グローバルセキュリティエキスパートへ社名変更。直近の業績は2021年3月期売上高29億4,887.1万円、経常利益2億3,937万円、当期純利益1億6,765.7万円だった。