シンセティックAI技術の開発を行うデータグリッドは11月29日、SMBCベンチャーキャピタルや三菱UFJキャピタル、アエリアなど複数のベンチャーキャピタルと事業会社からの出資に融資を加えた総額3億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で、シンセティックAIの技術開発、新規事業開発を強化し、シンセティックデータ領域のリーディングカンパニーを目指す。
データグリッドは、2017年7月に設立。シンセティックAIを活用したバーチャル試着サービス「 kitemiru」といった独自AIプロダクトの提供や、ストックフォトサービス運営のイメージナビとの共同で、AIで生成したデジタルヒューマンを広告などに活用できる人物素材サービス「INAI MODEL」の提供を行う。シンセティックAIとは、AIによって生成されたデータのこと。創業以来、デジタルヒューマンやAIトレーニングデータなどといったシンセティックAIの技術開発を行い、これまでに通信や製造業、教育、アパレル、エンタメ、ゲームなどさまざまな企業とのAIプロジェクトを手掛けてきた実績を持つ。
Data Base 株式会社データグリッド
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