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衛星打上げ事業のSpace BD、シンガポール政府系投資会社やインキュベイトファンド、みずほキャピタルなど総額10.4億円調達

衛星打上げ事業のSpace BD、シンガポール政府系投資会社やインキュベイトファンド、みずほキャピタルなど総額10.4億円調達

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衛星打上げ事業などを展開するSpace BDは1日、シンガポール政府系投資会社Temasek Holdings傘下のPavilion Capitalをはじめ、既存株主のインキュベイトファンド、アニヴェルセルHOLDINGS、SMBCベンチャーキャピタルみずほキャピタルから総額10.4億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で宇宙産業領域の新規事業開発やエンジニアなどの人材採用、育成を積極化し、組織の強化を図る。

Space BDは2017年9月に設立。2018年にJAXAが初めて民間へ開放した「国際宇宙ステーション(ISS)からの超小型衛星放出事業」に選定。JAXAとのパートナーシップを軸に国際宇宙ステーションの利活用や次世代基幹ロケットH3の相乗り枠、次期ISS輸送船HTV-Xを活用した衛星放出機会の提供などとを行う。これまでに国内外のユーザーに対して、50機以上の打上げサービスを提供してきた実績を持つ。2021年11月には米SpaceXとFalcon9ロケットの利用権確保に関する契約を締結。今後は国内外のさまざまな打上げ手段を確保し、基幹事業の衛星打上げサービスの事業拡大を図っていく。

Data Base Space BD株式会社

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