リノベーションプラットフォームを展開するWAKUWAKU は8日、ミダスキャピタル、DGベンチャーズ、マーキュリアインベストメントがそれぞれ運営するベンチャーファンドから総額7億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で、プロダクト開発やブランディング・マーケティング、人材採用を強化するほか、バリューチェーンのデジタルトランスフォーメンションを加速させる。
「画一的な住宅を大量生産するのではなく、『自分らしく』暮らす喜びを大量生産できるインフラとすべく、今回の資金調達を実施させていただきました。よりスピード感を持って事業成長して社会に貢献していきたいと考えています。」(WAKUWAKU 代表 鎌田友和氏)
WAKUWAKUは2013年6月に設立。リノベーションの設計デザイン、施工、資金計画、インテリア、アフターなどをすべてワンストップサービスとして提供するリノベーションプラットフォーム「リノベ不動産」事業を主軸に、建材・リノベーションアイテムのECサイト「HAGS」などの運営を行う。現在、ブランドパートナー店は国内約200拠点を展開。リノベ不動産プラットフォームの流通取引総額(GMV)は年間470億円を突破し、2030年流通取扱高1兆円を目指している。