21日に東証マザーズ市場へ新規株式を上場したラバブルマーケティンググループ<9254>が22日、公開価格1,260円を284%上回る4,845円で初値をつけた。上場初日は取引開始から買いが膨らみ、買い気配のまま前場、後場の取引を終え、初値がつかなかった。公開株数は393,800株。株式上場による資金吸収額は4.9億円。市場から調達した資金は、人材採用や事業運転費、借入金の返済などに充てる。
ラバブルマーケティンググループは2008年11月にコムニコとして創業。SNSマーケティング事業を主軸にマーケティングオートメーションツールなどの導入、サポートなどを手掛ける。主力事業のSNSマーケティングでは、SNSマーケティングにおけるオペレーションをフルサポート。これまでBtoC大手企業を中心に累計1,250社の企業・ブランドのアカウント支援実績を持つ。直近の業績は、2021年3月期売上高9億6,363.6万円、経常利益△2,450.3万円、当期純利益△3,324.8万円だった。