23日、日本とベトナムでシステム開発を手掛けるハイブリッドテクノロジーズ<4260>が東証マザーズに新規上場した。初値は730円で公開価格 500円を46%上回った。公開株数は2,868,700株。株式上場による資金吸収額は14.3億円だった。市場から調達した資金は、おもにグループ事業の運転資金に充てる。
ハイブリッドテクノロジーズは、2016年4月にシンガポールを拠点とする投資会社Soltec Investments Pte. Ltd.の子会社、株式会社EVAとして資本金500万円で設立。日本とベトナムに有するエンジニアを活用したモバイル、WEBアプリケーションなどのシステム開発を行う。主力事業は、開発リソースを顧客企業の専属チームとして提供してプロダクト開発を進めるストックサービスで、全体売上の9割を占める。創業以来、アジャイルスクラム開発、リーンスタートアップマネジメント、デザイ ンシンキングなどの最新フレームワークを活用。これまでに累計290社のプロダクト開発の知見を有する。直近の業績は2020年9月期売上高17億3,543.7万円、経常利益6,359.8万円、純利益4,412.6万円だった。