東京証券取引所は28日、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの東証マザーズへの新規上場を承認した。上場予定日は2022年2月4日。
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは2002年2月に有限会社ビックツリーキャピタルとして創業。企業のDX推進を支援するコンサルティング、システムインテグレーション事業のほか、高度なスキルを持つフリーランス向け人材マッチングサイト「BTCエージェント」の運営を行う。
BTCエージェントの登録人材数は2021年9月末時点3,335名。システムインテグレーションは、大手が積極的に取り扱わない1-10億円程度の案件を中心に顧客独自データ・ビジネスフローに合わせた最適なシステムをクラウドを活用して構築するのが特徴。また、AIによる品質判定と開発環境へのフィードバックやテスト時のログの集約作業の自動化などといった独自開発環境「Codebase」を活用することで、開発、テスト、リリースまでを一元管理し、開発プロセスを高速化、生産性の向上に努めている。直近の業績は、2020年12月期売上高64.5億円、経常利益8.5億円、当期純利益6.3億円だった。