SaaS企業向け販売・請求管理サービス「Scalebase」を提供するアルプは9日、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、GMO VenturePartners、電通ベンチャーズから総額12.5億円の資金調達を行ったことを明らかにした。これまでの累計調達資金額は19億円となった。調達した資金で人材採用を積極化し、組織体制、プロダクト開発の強化を図る。
アルプは2018年8月に設立。SaaS企業向け販売・請求管理サービス「Scalebase」の開発、提供を行う。Scalebaseは、SaaSやサブスクリプションビジネスに特化したSaaS型の販売・請求管理サービス。顧客ごとに異なる契約条件の設定が可能。MRRやチャーンレートなどの重要指標を可視化し、販売戦略の意思決定、実行を支援する。2019年にサービスを開始。2022年2月時点、SaaS事業を手掛ける企業70社超へ提供実績を持つ。今後は、SaaS企業以外のさまざまな事業領域に展開し、事業のステージごとに異なるニーズにも対応する計画。
