ユーザベース<3966>が9日に発表した2021年12月期連結の業績は、売上高が前期比16.3%増の160億6,300万円へ伸長し、 最終利益が前年同期△64億7,200万円の赤字から一転5億8,900万円の黒字へ転換した。2020年11月にQuartz事業から撤退し、収益が大幅に改善した。主力のSaas事業は企業情報サービスのSPEEDAが新規受注を安定的に積み上げ、高い収益率を維持。売上高が前期比32%増加し、100億1,200万円に拡大した。NewsPicks事業は広告売上が四半期ベースでのバラツキがあったが、通期では順調に拡大。売上高は15%成長した。また、子会社のベンチャーキャピタルファンド「UBV Fund-I」が保有株式を売却し、3.03億円の売却益を計上、利益を押し上げた。
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