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楽天グループ、営業損失△1,947億円。自社基地局など先行投資継続でモバイル事業の損失△4,211億円。モバイル契約者数550万人

楽天グループ、営業損失△1,947億円。自社基地局など先行投資継続でモバイル事業の損失△4,211億円。モバイル契約者数550万人

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楽天グループ<4755>が14日に発表した2021年12月期連結の業績は営業損失が前年同期△938億4,900万円から△1,947億2,600万円へ大幅に膨らんだ。モバイル事業の損失額が△4,211億7,200万円に及んだ。自社基地局設置など先行投資を継続しており、自社ネットワークエリア拡大の前倒しに伴う減価償却費など、ネットワーク関連費用が大幅に増加した。2022年2月現在の楽天モバイル契約者数は550万人超。

 

一方、インターネットサービスは、「楽天市場」共通の送料無料ライン導入など顧客利便性向上の施策やコロナ禍の「巣ごもり消費」などを背景に売上収益が創業来初の1兆円を突破した。フィンテック事業も好調で、2021年12月にクレジットカード発行枚数が2,500万枚、証券総合口座数 700万口座をそれぞれ突破。2022年1月には銀行預金口座数が 1,200万口座を突破するなど収益基盤が順調に拡大し、増収増益だった。

Data Base 楽天グループ

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