完全栄養食「BASE FOOD」の開発、販売を行うベースフードは23日、シニフィアンとみずほキャピタルが共同で運営するレイターステージ向け投資ファンド「THE FUND」を引受先とする10億円の第三者割当増資と、三菱UFJ銀行、商工組合中央金庫など金融機関による融資10億円を合わせて、総額20億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で人材採用の強化を図り、既存商品のアップグレード、新商品の開発を加速させる。
ベースフードは2016年4月に設立。たんぱく質や食物繊維、26種類のビタミン・ミネラルなど1食で1日に必要な栄養素の1/3がとれる完全栄養食「BASE FOOD」の開発、製造を行い、一部コンビニエンスストアやサブスプリクションサービスなどで提供している。BASE FOODは、原材料に全粒粉や大豆、チアシードなど厳選した10種類以上を使用。独自の配合と製法で、栄養バランスとおいしさを実現させた。
2017年2月に完全栄養パスタ「BASE PASTA」の販売を皮切りに、完全栄養パン「BASE BREAD」、完全栄養クッキー「BASE Cookies」とラインナップを拡大。2021年11月末にシリーズ累計販売食数1,500万食を突破し、2022年2月の月間定期購入者数は10万人を突破した。
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