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オンライン歯科矯正「hanaravi」運営のDRIPS、ニッセイ・キャピタル、ニフコなど総額1.2億円調達。提携院拡大で協力体制強化

オンライン歯科矯正「hanaravi」運営のDRIPS、ニッセイ・キャピタル、ニフコなど総額1.2億円調達。提携院拡大で協力体制強化

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オンラインによるマウスピース歯科矯正サービスを手掛けるDRIPSは2日、ニッセイ・キャピタルニフコなどから総額約1億2,000万円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で人材採用の積極化を図るほか、自社マウスピース製造技術や提携院の拡大による専門歯科医師との協力体制の強化、マーケティング・PRの拡充により、マウスピース矯正認知拡大を進める。

DRIPSは2019年8月に設立。オンラインによるマウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」を展開する。hanaraviの特徴はクリニックへの来院が初期の無料相談と診察の時のみ。提携クリニックや自宅で採取した歯型をもとに、3Dプリンターを活用してオーダーメイドのマウスピースを生産する。1カ月に1回自宅に届くマウスピースを装着し、2週間ごとに歯の写真を撮影、送付することで、医師と一緒に経過観察しながら歯の矯正を進める流れ。困ったことがある時は、メディカルチームにLINEで相談。月々1.65万円から歯の矯正を始めることができる。面倒な来院などを極力省き、コストを抑えた。医師である代表の各務康貴氏が、救急医療や在宅医療に携わっていた経験をもとに「リーズナブルで安心できる歯科矯正を提供する」と立ち上げた。

「腔内の環境が悪いため肺炎や糖尿病等により亡くなる方を多く見てきました。予防のために若く健康な時期からお金や時間を使う人は少数派です。マウスピース歯科矯正を提供することで「いつの間にか健康になっていた」といったように将来の病の予防に寄与する、現在の形になりました。」(代表、医師 各務康貴氏)

矯正開始後のリカバリー体制も不可欠で、多くの専門性の高い歯科医師との連携を進める。提携院では、専門性の高い歯科矯正を学んだ歯科医師のみが診断・診断にあたる。医療現場での3次元による機械学習にはまだまだ限界があるため、最新技術に経験ある歯科医師のサポートを組み合わせる仕組みを整えた。

Data Base DRIPS

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