Photo by prtimes
月間200万人が利用する地域限定のご近所SNS「マチマチ」が5月末を以ってサービスを終了する。5日、運営会社 マチマチ 代表 六人部 生馬氏が自身のtwitter上で明らかにした。事業として成立させることができなかったことでサービス終了の判断に至った。
マチマチはSNSの利用範囲を”ご近所”に限定しているのが特徴で、近所に住む利用者同士のコミュニケーションの場として提供。利用者の安心・安全を考慮し、携帯電話番号を用いたSMS認証による本人確認を行い、近所の住民同士で防犯・防災情報や地震などにおける助け合いや、その町のユニークな店舗・サービスの紹介、小中学校、幼稚園・保育園の口コミなどといった地域ならではの情報交換ができるのが売りだ。
運営会社のマチマチ は2015年10月設立。2016年3月にご近所限定SNSとしてマチマチを開始した。ANRIやBEENEXTなどのベンチャーキャピタルをはじめ、複数の事業会社、有名個人投資家などから数億円の資金調達を行い、事業拡大を図った。サービス開始から6年間で130ほどの地方自治体と連携、月間利用者数は200万人まで成長したが、ビジネスとして成立するところにまでは至らなかった。
Data Base マチマチ
Tags