独自ゲノム編集技術を活用した研究、開発を行う名古屋大学発アグリバイオスタートアップのグランドグリーンは13日、東京大学協創プラットフォーム開発、Beyond Next Ventures、静岡キャピタル、ほか個人投資家1名からシリーズBとなる総額約5億円の資金調達を行ったことを明らかにした。累計調達額は約8.3億円。調達した資金で開発強化のほか、ゲノム編集技術の適用作物品種拡張と共同開発パイプラインの拡大を図る。
グランドグリーンは2017年4月設立。食農分野において、 独自の異科接木技術やゲノム編集技術などの最新バイテク技術の提供を行う。中でもゲノム編集に強みを持ち、専門性の高いチームと独自ゲノム編集技術を活用した標的遺伝子の探索から種苗の創出まで一気通貫のサービスを提供する。今後は食糧問題をはじめ、農薬や化学肥料など環境負担の低い種苗の開発やバイオ燃料などの代替エネルギー開発などにも取り組んでいく。
Data Base グランドグリーン