AIサービスの開発、提供を行うエクサウィザーズ<4259>は21日、2022年3月期通期最終損失を前回予想から△44.2%減となる△1億3,700万円の赤字へ下方修正した。4Qの売上高は過去最高となり、営業利益も黒字を計上。一方、昨年12月23日に東証マザーズ(現、グロース)上場に伴い、知名度向上による採用競争力が高まったことを受け、技術部門の採用を前倒した。これにより採用費、人件費が当初予想より増加した。加えて、一部ソフトウエアの減損損失の計上を見込んでおり、赤字幅が拡大する見通しとなった。
エクサウィザーズは2016年2月設立。独自開発のAIアルゴリズムと、さまざまなAIサービスの開発、提供を行い、企業のデジタル、AI化を推進する事業を展開する。直近の業績は、2021年3月期売上高26億1,294.4万円、経常利益△4億5,134.5万円、純利益△5億9,268.8万円。2021年12月23日に東証マザーズへ株式上場。初値は1,030円で公開価格 1,150円を△10.43%下回った。
Data Base エクサウィザーズ