サイバーエージェント<4751>は27日、通期の最終利益が前期比39.8%減の250億円に落ち込む見通しを示した。前期の利益率が高いゲーム事業の大型ヒットの反動で今期は減益となる。一方、売上高は広告事業、 メディア事業などの増収を受け、前期比5.0%増の7,000億円となる見込みだ。
また、同日発表した2Qの連結業績は、売上高が前期比23%増の3,621億9,200万円、営業利益同38.2%増の455億2,700万円、経常利益 同38.4%増の457億1,500万円、純利益 同25.3%増の171億5,500万円だった。主力のインターネット広告事業が、売上、利益ともに過去最高だったほか、ゲーム事業も主力ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」などの周年記念が奏功し、業績を伸ばした。先行投資を継続する「ABEMA」や周辺事業が大幅増収となり、メディア事業の営業損失は、前年同期△73億8,400万円から△58億400万円に改善した。
Data Base サイバーエージェント