メルカリ<4385>は28日、通期の最終利益が△85億円の赤字転落する見通しを示した。前期実績は57億2,000万円だった。メルペイの収益力が向上した一方、メルカリ不正利用増加による3Qの補填金などの費用がグループ全体で16億円にのぼったほか、メルカリユーザーの出品鈍化、購入頻度の減少などにより、GMV成長率が鈍化。加えて、 積極的なプロモーション、人材採用などといった先行投資の影響で赤字が膨らむ。通期売上高は前期比38.5%増の1,470億円の予想。
同日発表した3Qの連結業績は売上高1,097億100万円(前期比42.7%増)、営業利益△46億8,600万円(前期 15億2,800万円)、経常利益 △47億5,300万円(前期 14億2,700万円)、純利益 △77億800万円(前期 35億7,600万円)だった。
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