定額制の美容医療サービスを展開するNeautechは23日、Beyond Next Venturesなどからシードラウンドとして総額約6億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金を用いてOMOプラットフォームの取り組みを加速し、これまでなかったオフラインとオンラインを組み合わせた新しい美容医療サービス提供を目指す。
Neautechは2022年2月設立。定額制の美容皮膚科クリニック「HADA LOUNGEクリニック」のプロデュースやFC展開、医師による最適な美容医療をオンラインで診断・処方するサービス「HADA LOUNGE ONLINE」などの提供を行う。定額制美容皮膚科のHADA LOUNGE クリニックは、ハイフやレーザーなど人気美容医療施術や美容注射、毎日のインナーケアのための美肌内服薬セットなど、すべて定額料金内で提供するサービス。2021年4月に最初のクリニックを表参道に開院して以来、1年で患者数は5,000人以上に及ぶ。現在、表参道院に加えて、新宿院、共立美容外科とのコラボレーションによる池袋院、婦人科併設の代官山ウィメンズクリニックなどにサービスを展開しており、今夏には関西にも開業を予定。FC展開もすすめており、FCオーナー向けに美容皮膚科運営に必要なプラットフォームの提供を行っている。
美容医療オンラインプラットフォームのHADA LOUNGE ONLINEは自宅にいながら医師から最適な美容医療の診断・処方を受けることができるオンラインサービス。オンライン診察やチャット美肌相談室をはじめ、美肌処方薬の配送、美容皮膚科との連携による施術など、オンラインと実店舗を融合したハイブリッドな形でサービスを展開する。2022年4月にβ版をローンチ。現在本ローンチに向けて準備を進めている。
「私たちは定額制の美容医療という業界初のサービスを構築し、1年以上かけてオフライン(実店舗)での美容医療サービスの提供を極めてきました。近年、美容医療に関する情報が増えてきて美容医療を受ける方が身近でも増えてきたと感じております。一方で、正しい情報の不足や不当な価格設定など、美容医療のハードルは依然高いと感じており、このさまざまな「不」をどのように解消するかが引き続き課題です。今まで世界になかったオフラインとオンラインを組み合わせた全く新しい形での美容医療サービスをご提供し、その結果として美容医療の凡ゆる「不」を解消してまいります。」(Neautech 代表 樫根久澄氏)
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