東京証券取引所は6日、企業に専門性の高いプロフェッショナルフリーランス人材を提供するINTLOOPの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は2022年7月8日。
INTLOOPはコンサルティング会社アクセンチュア出身の代表 林 博文氏が2005年2月に設立し、製造業向けコンサルティングサービスを始めた。現在は顧客企業に対して、コンサルティング業務やシステム開発における知見やノウハウを有する専門性の高いプロフェッショナルなフリーランス人材を1名単位で提供する事業を行っている。独自にフリーランス向け案件紹介サイトや転職支援サービスなどのWebサービスを展開し、これらのサイトに登録されたフリーランス人材に対して、顧客企業の各種プロジェクトなどの案件を紹介、マッチングを行う仕組み。
顧客企業から業務委託を受け、フリーランス人材を案件にアサインして案件支援を行うことで得られる業務委託料が収益になる。顧客企業からの受注単価はコンサル案件が140万円から300万円程度、契約期間は3カ月から6カ月が中心。ITエンジニア案件は、発注単価が100万円前後、契約期間は1年以上が中心。2022年4月末現在の登録フリーランス人材は、コンサルタント14,760名(うち月間稼働人数532 名)、ITエンジニア12,059名(うち月間稼働人数438名)。直近の業績は2021年7月期売上高92.4億円、経常利益4.1億円、純利益3.4億円だった。
Data Base INTLOOP