将棋AIアプリ「将棋ウォーズ」の開発などを手掛けるHEROZ<4382>が10日に発表した2022年4月期の業績は、営業利益が前回予想から65.2%下回り、3,400万円での着地となった。B向けAIサービスにおける人員計画や初期設定フィー獲得の遅延などが影響による売上減少に加え、機械学習アルゴリズムやプロダクト開発強化、採用強化に伴う人材コスト増加などの先行投資が利益を圧迫した。
一方、C向けAIサービスは、堅調に推移。藤井聡太竜王の五冠達成で将棋への注目度が向上したことがプラスに働いたほか、オンライン将棋大会開催などの効果で、主力のAIスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」が安定した収益を上げた。
Data Base HEROZ
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