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累計資金調達99.3億円 キャディ、製造業における図面データを自動解析、管理するクラウドサービス「CADDi DRAWER」ローンチ

累計資金調達99.3億円 キャディ、製造業における図面データを自動解析、管理するクラウドサービス「CADDi DRAWER」ローンチ

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製造業向け受発注プラットフォームを展開するキャディは22日、製造業における図面データを自動解析、管理するクラウドサービス「CADDi DRAWER(キャディドロワー)」を正式にローンチした。同社が持つ図面解析技術を活かして開発した。

従来、図面はPDF形式などの2D画像データで取り扱われており、2Dの図面データからテキスト情報を抜き出したり、他のデータベースと紐づけるなどといった活用が難しかった。そのため、製造業では図面データを保有していても、過去の発注実績をもとに調達価格を最適化したり、類似部品を標準化するとなどいったデータ活用ができなかった。

CADDi DRAWERは、図面データを独自アルゴリズムで自動解析する。図面に記載されている寸法、記号、テキストなどの情報をデータとして蓄積し、形状の特徴をもとに、過去の図面群から必要な図面を簡単に検索できる「類似図面検索」の機能を搭載。調達原価の削減や図面検索工数の削減に役立つ。2021年9月にβ版の提供を開始、既存の取引先様を中心にヒアリングと改善を重ねてきた。

キャディは2017年11月設立。製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」の開発、運営を行う。これまでの累計資金調達額は99.3億円。グロービス・キャピタル・パートナーズWiL、DCM Ventures、グローバル・ブレインなどが投資している。

Data Base キャディ

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