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マイクロ波化学、東証グロース市場へ上場。初値550円、公開価格を△9%下回る。資金吸収額 21億円

マイクロ波化学、東証グロース市場へ上場。初値550円、公開価格を△9%下回る。資金吸収額 21億円

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24日、マイクロ波化学プロセスの研究開発を行うマイクロ波化学<9227>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は550円で公開価格605円を△9.09%下回った。公開株数は3,486,600株。株式上場による資金吸収額は21億円。市場から調達した資金は、借入金の返済のほか、設備投資に投下し、研究開発能力の強化を図る。

マイクロ波化学は2007年8月設立。電子レンジのマイクロ波技術を活用した製品製造プロセスの独自開発や、新素材の開発など行う。研究開発からエンジニアリング・製造支援までをワンストップでソリューションとして提供するほか、さまざまな国内外のメーカーとの共同開発や独自プラントの立ち上げも進めている。同社コアテクノロジーのマイクロ波プロセスは、再生可能エネルギー由来の電力を活用することで、化石資源を利用している従来プロセスと比較して大幅に二酸化炭素の排出を減らすことができるメリットがあり、カーボンニュートラル実現に向けた有望な製造技術として注目されている。直近の業績は​​2021年3月期売上高 4.5億円、経常利益 △3.5億円、純利益 △10.3億円だった。

Data Base マイクロ波化学

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