決済サービスを手掛けるネットプロテクションズは24日、企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」の累計取扱高が3,500億円(2022年4月時点)を突破したことを明らかにした。コロナ禍以降、企業のDX推進などを背景に、企業間取引で生じる与信や請求書発行、代金回収、未回収リスク保証などのニーズが高まり、急速に利用が拡大した。
「NP掛け払い」は、企業間取引の間に入り、買い手への与信から請求書発行、代金回収までの決済・請求業務全てを請け負い、未回収リスクを保証するサービス。独自の与信審査により与信通過率99%と高く、個人事業主であっても掛け売りによる取引が可能になるため、買い手はキャッシュフローの改善に繋がり、導入企業は一層の販路拡大、売上向上を見込める。2011年にサービスを開始し、2022年3月までに年間ユニークユーザー数が1,500万人超、累計取引件数が3.4億件を突破した。2022年現在、NP掛け払いサービスの年間取扱高は979億円、年間利用社数46万社に及ぶ。
ネットプロテクションズは、2000年1月に創業。2018年7月にネットプロテクションズを完全子会社とした株式移転により、ネットプロテクションズホールディングスを設立。同ネットプロテクションズホールディングスは2021年12月に東証1部へ上場した。
Data Base ネットプロテクションズホールディングス