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CA子会社 マイクロアド、東証グロース市場に上場。初値1,290円で公開価格 8.5%下回る。公開株数 2,661,100 株。資金吸収額 37.5億円

CA子会社 マイクロアド、東証グロース市場に上場。初値1,290円で公開価格 8.5%下回る。公開株数 2,661,100 株。資金吸収額 37.5億円

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29日、サイバーエージェントの子会社で、データマーケティングソリューション事業などを展開するマイクロアド<9553>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,290円で公開価格1,410円を8.51%下回った。公開株数は2,661,100 株。株式上場による資金吸収額は37.5億円。調達資金は人材採用、システム開発資金に充てる計画。

マイクロアドサイバーエージェント100%出資子会社として2007年7月設立。現在、マイクロアドデジタルサイネージやエンハンスなどの連結子会社11社と非連結子会社2社、関連会社1社で構成し、主にデータソリューション、海外コンサルティング、デジタルサイネージの3つのサービスを展開している。ビジネスモデル別では「データプロダクト」と「コンサルティング」の2つに分類され、売上総利益率はコンサルティング約20%程度、データプロダクト約40%。2021年9月期グループ連結売上高に占める「データプロダクト」の割合は31%(36.7億円)だったが、2022年9月期2Q累計では52%まで拡大している。

収益性の高いデータプロダクトにおいて、特に注力しているのが、消費者の多様な購買・消費行動を分析し、その分析データを活用したマーケティングサービスを提供する「UNIVERSE」事業で、業界業種に特化した多種多様なプロダクト展開していくのが特徴。データ契約数の拡大により新たな業界業種に特化したプロダクト開発を推進することで、 取引企業数を拡大し、同時にその企業内の取引ブランド数の横展開を戦略的に実現、ア カウント数の拡大を図っていく。業界業種毎のプロダクトは2022年3月時点で17業種。389社の代理店と取引を行っている。UNIVERSEのアカウント数は2021年度9月期実績で、2,017アカウント。

直近の業績は2021年9月期(連結)、売上高 116.7億円、経常利益 1.5億円、純利益 △3,800万円だった。2022年9月期(連結)の業績予想は売上高 122.2億円、営業利益 5.6億円、経常利益 5.1億円、純利益 1.3億円の見込み。 

Data Base マイクロアド

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