Now Reading
CA出身 インターネット広告、SEOコンサル展開 AVic、東証グロース上場。初値1,266 円 公開価格24%上回る。資金吸収額 13.2億円

CA出身 インターネット広告、SEOコンサル展開 AVic、東証グロース上場。初値1,266 円 公開価格24%上回る。資金吸収額 13.2億円

アバター画像

6月30日、運用型インターネット広告やSEOコンサルティングサービスを提供するAVic<9554>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,266 円で公開価格1,020円を24.12%上回った。公開株数は1,296,500株。株式上場による資金吸収額は13.2億円。調達資金は人件費、開発費といった運転資金に充てる。

AVicは2013年8月設立。主に検索連動型広告、ディスプレイ広告、インフィード広告などといった運用型のインターネット広告サービスに加え、SEOコンサルティングサービスの提供を行う。自社開発したマーケティングDXツールを活用することで、サービス提供における作業時間の短縮、自動化による効率化を図っている。

インターネット広告サービスは、メディア運営会社から広告枠を仕入れ、クライアントにコンサルティングを行った上で広告枠を販売し、その対価として得る媒体費とコンサルティング手数料が収益。SEOコンサルティングサービスでは、検索結果画面の検索順位上昇を狙った対策キーワードの選定から現状分析/競合分析からの戦略立案、Webサイト構造の最適化、Webサイト内記事ページの企画と制作などを行い、その対価として主にコンサルティング手数料や記事コンテンツ制作料などが収益となる。

代表の市原創吾氏は、2009年3月に大学卒業後、サイバーエージェント入社。インターネット広告を中心としたWebマーケティングなどに従事し、2018年3月にAVicへ参画、代表取締役に就任した。直近の業績は、2021年9月期(単体)売上高 13.2億円、経常利益 1.1億円、純利益 7,800万円だった。2022年9月期(単体)の業績予想は売上高 12.15億円、営業利益 3.1億円、経常利益 2.9億円、純利益 2億円の見通し。

Data Base AVic

© 2022 TOKYO GEEKS. All rights reserved. 

Scroll To Top