高齢者の資産管理サービスを手掛けるトリニティ・テクノロジーは6月29日、 SBIインベストメント、FFGベンチャービジネスパートナーズ、常陽キャピタルパートナーズ からシリーズAエクステンションラウンド として総額約1億円の資金調達を行ったことを明らかにした。同シリーズA累計調達額は約7億円。調達した資金で人材採用を積極化し、組織体制、プロダクト開発を強化するほか、出資企業との事業連携も図っていく。
トリニティ・テクノロジーは2020年10月に設立。高齢者が自身の財産管理を家族へ託す家族信託のクラウドサービス「スマート家族信託」を運営する。スマート家族信託は2021年5月にローンチ。家族が高齢者から託されたお⾦や資産の管理をモバイルアプリで行うことが可能で、高齢者の認知症による資産凍結や詐欺被害などを防ぎ、円滑な相続に役立つほか、信託の組成に必要な信託契約書の作成をはじめ、各種手続きなどの手間や費用を大幅に削減できる。
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