東日本旅客鉄道が100%出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の JR東日本スタートアップが発表した決算公告によると、2022年3月期(第5期)の純利益は前期△5億3,986.2万円 から△1億6,323.9万円へ赤字幅が縮小した。利益剰余金は △9億2,817.7万円、総資産 42億4,403.6万円だった。
JR東日本スタートアップは、東日本旅客鉄道が100%出資するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として2018年2月設立。小売、飲食、交通、観光、インバウンド、物流、IoT、AI、決済や地域活性化などJR 東日本グループとの事業シナジーを見込めるスタートアップへ投資を行う。出資枠は50億円。ほかに、JR東日本グループとの協業を目指すプログラムやインキュベーション施設「STARTUP STATION」の運営なども行っている。