札幌証券取引所は23日、「Salesforce」のシステム開発や導入支援事業などを手掛けるキットアライブのアンビシャス市場への新規上場を承認した。上場予定日は9月28日。
キットアライブはウイン・コンサルからスピンオフする形で、同社内のセールスフォース・ドットコム事業部を譲り受け、 クラウドソリューション事業を展開するテラスカイからの出資を元に2016年8月設立。クラウドサービス「Salesforce」を基盤としたシステム開発や導入支援、ライセンス販売などを行う。
さまざまな業種・業態の顧客へのSalesforce導入実績を持ち、中でもスタートアップや中小企業などへのSalesforce導入支援が強み。過去2年間(2020年12月期から2021年12月期)の案件契約443件のうち、受注金額1,000万円未満の小規模プロジェクトは426件(96.2%)だった。また、新卒・第二新卒採用を積極的に行っており、ITエンジニアが従業員数全体の9割を占める。従業員の平均年齢は32.4歳(2022年7月31日現在)で、北海道で働きたい希望を持つ若年層を雇用し、社内で育成する体制を整えている。
直近の業績は、売上高 5億7,705.6万円、経常利益 1億1,628万円、純利益 7,736.3万円 だった。
Data Base キットアライブ