卵子凍結サービスを手掛けるグレイスグループは5日、ジャパネットホールディングスを引受先とする約2.4億円の第三者割当増資において基本合意したことを明らかにした。ジャパネットホールディングスの従業員向け福利厚生として導入予定の卵子凍結補助の制度設計をサポートする。これまでにもクレディセゾンをはじめ、 F Treatment、サイバーエージェント、セガサミーグループなど、さまざまな企業と業務提携し、各社の福利厚生として「卵子凍結補助」の導入をサポートしてきた。
グレイスグループは2020年8月設立。卵子凍結サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」を展開している。Grace Bankの売りの一つは、採卵・凍結を行うクリニックを独自基準で厳選、全国に組織化しているところ。卵子の保管期間中にクリニックが廃業したり、利用者の転居や不妊治療開始後にクリニックを変更したい場合などがあっても採卵をやり直さずに若い卵子をそのまま不妊治療に使用できる体制を構築。また、卵子の保管には、資本業務提携しているステムセル研究所の施設の一部を使用。この22年間無事故を誇る同生体凍結保管施設での一括保管により、高い安全性と利便性を担保している。
Data Base グレイスグループ