29日、人材マッチング業者向けクラウドサービスを手掛けるポーターズ<5126>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。上場初日は取引開始からカイ気配でスタートし、気配値上限の3,615円カイ気配のまま取引が終了。初値はつかなかった。公開価格は1,570円。公開株数は471,500株。株式上場による資金吸収額は7.4億円。
ポーターズは2001年8月設立。人材紹介会社や労働者派遣会社など人材マッチングサービスを提供する企業向けクラウド型マッチング総合管理システム「PORTERS」を1IDから利用可能な月額課金制のサブスクリプションモデルで提供する。2022年度に入り、営業人員の増強、デジタ ルマーケティングの活用など、潜在顧客へのアプローチを強化し、事業成長が加速した。2022年6月末時点の有料ユーザー数は10,333ID。直近の業績は、2021年12月期売上高 11億62.9万円、経常利益 2億3,011.6万円、純利益 1億5,265万円だった。2022年12月期の業績予想は売上高 12億6,000万円、経常利益 3億400万円、純利益 2億1,100万円の見通し。
Data Base ポーターズ