20日、ビジネスコーチング事業を展開するビジネスコーチ＜9562＞が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は4,155円で公開価格2,070円を100.72%上回った。公開株数は305,700株。株式上場による資金吸収額は6.3億円。調達資金は人件費や開発、設備投資などに充てる。
ビジネスコーチは2005年4月設立。 １対１型と１対ｎ型で提供するビジネスコーチングを中心とした人材開発事業を展開する。コーチ陣の品質が同社の強みで、現在100名以上のパートナーコーチを有し、その過半数は従業員規模1,000名以上の企業出身企業人で、1/3以上が経営者、役員または部長経験者として豊富な実践経験を持つ。パートナーコーチは一定の選抜試験を経て契約。定期的な研修やフィードバックの機会を設けており、品質維持に取り組む。 現在、１対ｎ型コーチングによる収益が過半数を占める。
直近の業績は、2021年9月期売上高 10億129万円、経常利益 2億3,093.6万円、純利益 1億5,641.6万円だった。 2022年9月期の業績予想は売上高11億3,000万円、経常利益 2億1,000万円、純利益 1億4,400万円の見通し。
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