コーヒーのサブスクリプションサービスを展開する POST COFFEE は12日、既存株主の三井住友海上キャピタルをはじめ、新規株主としてギフティ、三菱UFJキャピタル、CARTA VENTURESを加えた計4社から総額4.3億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で人材採用、マーケティング強化を図り、更なる事業拡大を目指していく。
POST COFFEE は2018年9月設立。コーヒー診断で約30万通りの組み合わせからユーザー好みのコーヒーを届けるサブスクリプションサービス「PostCoffee」をはじめ、コーヒー専門のショッピングモールなどを展開する。サブスクリプションサービスは2020年2月に正式ローンチ。2022年10月時点、提携ロースターのパートナーは30社となり、コラボレーションパートナーを含めると協業する国内外のコーヒーショップは50社以上。通販を含めたサービス会員登録者数は5万人を超える。
今後は小売店への卸売、小売店向け商品の開発、レストラン、カフェ、ホテルなどへのコーヒー豆の卸売など、オフラインのチャネルも広く拡大していくほか、今回新たに株主として加わったgifteeとも連携し、コーヒーギフトの開発、流通にも注力していく。