26日、 Fintech領域のコンサルティングサービスなどを手がける Atlas Technologies <9563>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は2,320円で公開価格1,440円を61.11%上回った。公開株数は2,141,800株。株式上場による資金吸収額は30.8億円。調達資金は人件費や設備投資などに充てる。
Atlas Technologiesは、2018年1月設立。決済関連分野を中心としたFintech領域のコンサルティング、プロジェクト実行支援サービスを国内、海外で提供している。現在、新規クライアントの獲得、既存クライアント基盤におけるプロジェクトの受注が拡大しており、全体の売上高に占める継続クライアントからの売上比率は、2020年12月期が95.8%、2021年12月期が98.4%。継続クライアントの2021年12月期の売上高は、前年比で78.7%と成長。これまでにVCなどの外部投資家からの資金調達は行っておらず、創業からわずか、4年9カ月での株式上場となった。直近の業績は2021年12月期売上高 21億8,785.8万円、経常利益 4億7,395.4万円、純利益 3億1,082.5万円だった。2022年12月期の業績予想は売上高 21億8,700万円 、経常利益 4億7,300万円、純利益 3億1,000万円の見通し。
Data Base Atlas Technologies