26日、 ものづくり企業向けビジネスマッチング事業を展開するリンカーズ <5131>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は503円で公開価格300円を67.67%上回った。公開株数は2,795,600株。株式上場による資金吸収額は8.3億円。調達資金は人件費やシステム開発など設備投資などに充てる。
リンカーズは2011年9月設立。ものづくり企業の研究から開発、量産に至るまでの各プロセスにおけるソリューションをワンストップで支援するビジネスマッチング事業を展開している。具体的には、ものづくり企業の研究段階における技術ニーズ・シーズ調査や技術パートナー、出資、提携先検討などのリサーチサービス「Linkers Research」にはじまり、大手企業を中心とした発注企業と、ものづくりに特化した全国の中堅・中小企業をマッチングする技術探索サービス「Linkers Sourcing」、独自の企業ネットワークを活用した、技術・製 品の用途開拓に役立つマッチングプラッ トフォーム「Linkers Marketing」、ものづくり企業の最適な調達・購買先の探索、調達支援などを行うサービス「Linkers Trading」などを提供している。これまでにジャフコグループ、DBJキャピタルなどから資金調達を実施。直近の業績は2022年7月期売上高 14億1,200万円、経常利益 6,300万円、純利益 4,900万円だった。2023年7月期の業績予想は売上高 21億9,200万円 、経常利益 1億5,800万円、純利益 1億5,000万円の見通し。
Data Base リンカーズ