15日、完全栄養食「BASE FOOD」の開発、製造を手掛けるベースフード<2936>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は710円で公開価格800円を △11%下回った。公開株数は7,368,300株。株式上場による資金吸収額は58.9億円。調達資金は人件費や認知拡大、顧客獲得のための販売促進、広告宣伝費などに充てる。
ベースフードは2016年4月設立。繊維、26種類のビタミン・ミネラルなど1食で1日に必要な栄養素の1/3がとれる完全栄養食「完全栄養食「BASE FOOD」の開発、製造を行い、一部コンビニエンスストアやサブスプリクションサービスなどで提供している。BASE FOODは、原材料に全粒粉や大豆、チアシードなど厳選した10種類以上を使用。独自の配合と製法で、栄養バランスとおいしさを実現させた。 2017年2月に完全栄養パスタ「BASE PASTA」の販売を皮切りに、完全栄養パン「BASE BREAD」、完全栄養クッキー「BASE Cookies」とラインナップを拡大。2022年6月末にはシリーズ累計5,000万袋を達成。2023年2月期2Q累計期間のサブスクリプション会員数は137,620人(前事業年度末比33.4%増)、展開店舗数17,878店だった。
直近の業績は、2022年2月期売上高 55億4,575.8万円、経常利益 △4億6,098.5万円、純利益 △4億6,307.1万円だった。2023年2月期の業績予想は売上高 102億300万円、経常利益 △9億2,900万円、純利益 △9億3,900万円の見通し。
Data Base ベースフード
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