15日、教育事業者向けSaaS型プラットフォームを展開するPOPER<5134>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,110円で公開価格700円を 58.57%上回った。公開株数は605,300株。株式上場による資金吸収額は4.2億円。調達資金はサービス構築をはじめ、サービスプロモーション、人材採用などに充てる。
POPERは2015年1月設立。学習塾を中心とする教育事業者向けSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」の開発、運用を軸に、オンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」、講師の労務管理サービス「ComiruHR」を展開する。Comiruは代表の栗原慎吾氏をはじめとする社内の学習塾経営経験者の知見に基づきサービス化した教育事業者向けSaaS型業務管理サービス。開発部門やカスタマーサクセス部門等を中心に、教育事業者などからの要望や改善要請を常にヒアリング、アップデートを繰り返し、ユーザー数を増やしてきた。2015年12月にローンチし、2022年7月末時点の有料契約企業数1,109社、利用生徒ID数31万ID。直近の業績は、2021年10月期売上高 4億4,288万円、経常利益 △1億8,135.7万円、純利益 △1億8,491.4万円だった。2022年10月期の業績予想は売上高 6億6,000万円、経常利益 △3,700万円、純利益 △3,800万円の見通し。
Data Base POPER