14日、東京証券取引所がインフルエンサーマーケティング事業を展開するトリドリの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は12月19日。
トリドリは2016年6月設立。フォロワー数10万人未満のマイクロインフルエンサーを中心としたマーケティングプラットフォームサービス「toridori base」を軸に、成果報酬型のインフルエンサー広告サービス「toridori ad」や、インフルエンサーに特化したタイアップ広告サービス「toridori promotion」など、インフルエンサーマーケティング事業を展開している。
主力サービスのtoridori baseは企業とマイクロインフルエンサーを結ぶマーケティングプラットフォームサービス。企業がプラットフォーム上でPR投稿依頼を掲載すると、商品を紹介したい全国のインフルエンサーが立候補し、企業に採用されると、PR商品やサービスの無料体験後にInstagramやTikTok、YouTubeなどのSNSで、レビューを投稿する仕組み。中には、サービスの無料体験に加え、企業から投稿の報酬として金銭が支払われる案件もある。2022年9月末時点の登録インフルエンサーは約35,000人。これまでに飲食や美容、通販業界をはじめ、レジャー、観光業界まで幅広い業種の企業2,296社に及ぶ利用実績を持つ。直近の業績は、2021年12月期(6期)売上高 10億5,786.4万円、経常利益 △4億436万円、純利益 △4億3,617.6万円だった。
Data Base トリドリ