パーソナルスタイリングサービスを展開するDROBEは11月30日、リードインベスターの日本郵政キャピタルとフェムトパートナーズのほか、三菱UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、AGキャピタルからシリーズBとなる総額10.6億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金でサービス強化を図り、パーソナルコマース市場の確立を目指していく。
DROBEは三越伊勢丹ホールディングス、ボストン コンサルティング グループ、BCG Digital Venturesの出資により、2019年4月に設立。2021年6月に経営陣によるMBOを実施。AIとプロのスタイリストが共同でセレクトしたファッションアイテムを自宅に届けるパーソナルスタイリングサービス「DROBE」の運営を行なっている。DROBEはLINEで友達追加したユーザーに対して、年齢や好み、骨格など70の質問でヒアリング。ファッション誌や芸能人のスタイリング、店頭での販売などを経験したプロのスタイリストと独自開発した「スタイリング AI」が、ユーザーの嗜好や体型、予算に応じた商品をスタイリングし、15万着以上のアイテムの中からセレクトした商品を定期的に届けてくれる。届いた商品は自由に試着でき、気に入った商品のみを購入し、不要な商品は返送できる。スタイリング料は3,190円。2019年のサービス開始から3年で会員数は15万人を突破した。
「ファッションという巨大なマーケットで新しい選択肢として認知・定着できるよう、サービス/オペレーションの磨き込みはもちろん、物流やB2Bといった領域で大きく仕掛け、非連続的な成長を実現してまいります」(代表取締役 CEO 山敷 守氏)
Data Base DROBE