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ユニコーンAIベンチャー Preferred Networksの子会社 Preferred Robotics、第1期決算は純損失 △9,607.7万円。自律移動ロボット開発

ユニコーンAIベンチャー Preferred Networksの子会社 Preferred Robotics、第1期決算は純損失 △9,607.7万円。自律移動ロボット開発

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自律移動ロボット開発の Preferred Robotics が発表した決算公告によると、第1期目となる2022年1月期決算は、純損失 △9,607.7万円だった。利益剰余金は 9,607.7万円、総資産 22億3,971.3万円。

Preferred Robotics は、 AI技術やプロセッサー、自社開発スーパーコンピュータなどの最先端技術の実用化などを手掛けるユニコーンベンチャー企業(時価総額1000億円超 Preferred Networksが会社分割により 2021年11月に設立。AIやスーパーコンピューターなどの最先端技術を強みに、さまざまな分野向け自律移動ロボットの研究、開発、製造、販売を行う。2022年10月に同社初となる製品として、業務用ロボット清掃機を展開するアマノと共同開発した自律移動する小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を発売。HAPiiBOTは、自己位置認識、画像セグメンテーションといったAI技術を搭載し、人や障害物を正確に認識して自律移動しながら床面を自動洗浄するロボット。20インチ(幅560㎜)のコンパクトボディが特徴で、通路の狭い食品スーパーなどでの利用も可能。連続2時間の洗浄ができ、深夜や早朝の清掃作業を自動化できる。2022年度(23年3月期)売上目標として、200台、2023年度は600台を目指している。

代表の礒部 達氏は、2003年京都大学大学院工学研究科 機械工学専攻修士課程修了後、三菱重工で液晶ガラス基盤真空搬送ロボット開発やトヨタ自動車で生活支援ロボットHSRの開発などを手がけ、2019年にPreferred Networks入社。2021年11月、Preferred Robotics設立し、代表取締役に就任した。 

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