ECに特化しノーコードツールの開発、提供を行うテープスは5日、プレシリーズA ラウンドとして、New Commerce Ventures が運営する、コマース領域に特化したファンド「New Commerce Explosion」から約5,000万円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達した資金で、サービスのユーザビリティー改善や機能の拡充を図るほか、サービスレベルの改良を押し進め、事業規模の拡大を狙う。
テープスは2022年4月にシッピーノが手がけていた TēPs事業を分社化して設立。ECに特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」の開発、提供を行なっている。TēPsは、EC 店舗の運営担当者が行う日々の業務を自動化するツールを作るクラウドサービス。“事業者固有の業務”に利用できるツールをEC担当者自身が簡単に作ることができる。2021年3月にサービスを開始し、2022年12月末時点の利用企業数は約500社。
シッピーノは代表の田渕健悟氏が2010年に創業したベンチャー企業。2021年にフィードフォースグループがシッピーノを総額3.8億円で連結子会社化。2022年12月には完全小会社化した。今回の資金調達に伴い、テープスはフィードフォースグループの子会社から関連会社に移行する。
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