独立系ベンチャーキャピタルのFull Commit Partners は25日、2022年9月に組成したシード期のスタートアップに投資を行う新ファンド「 Partners Fund 1号」を総額10億円でファンドレイズが完了したことを明らかにした。LPとして参加した投資家はインキュベイトファンド、スタイレム瀧定大阪、龍田紡績、さくらインターネット、サントリーホールディングス、FFGベンチャービジネスパートナーズ、ONE COMPATH、ポーラ・オルビスホールディングス、小原崇幹氏（BREW）、大冨智弘氏、ほか上場企業経営者などの個人投資家。おもに創業期からプレシリーズAラウンドまでのスタートアップへの投資を行う方針で、現在までに8社への投資を実行済み。前ファンドの投資先に対する追加投資も行う。
Full Commit Partnersは2018年5月設立。インキュベイトファンドで新規投資先の発掘、支援やシードアクセラレーションプログラムなどの経験を積んだ代表山田氏がインキュベイトファンドの投資理念「First Round, Lead Position」を継承して創業した独立系ベンチャーキャピタル。2018年に立ち上げた最初のファンド「Full Commit Partners 1号」は運用総額5.8億円。コンシューマービジネスとレガシー産業DXに投資領域を絞り、13社のスタートアップに投資した。
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