ヴィーガン商品専門のネットスーパーを運営するブイクックは26日、ひょうご神戸スタートアップファンド、talikiファンド、サンブリッジグループCEOのアレンマイナー氏などから総額1.1億円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達した資金は商品開発やUXデザイナー、ソフトウェアエンジニアなどの人材採用に投下し、プロダクトやPB商品の開発、販売、ヴィーガン初心者支援を強化していく。
ブイクックは2020年4月設立。ヴィーガン商品専門のネットスーパー「ブイクックスーパー」の展開や、ヴィーガン料理に特化したレシピ投稿サイト「ブイクック」の運営などを行う。ブイクックスーパーは、代替肉・冷凍惣菜・パン・スイーツなど、300点以上のヴィーガン商品を取り扱うネットスーパー。複数のヴィーガン商品をワンストップで購入できるのが売り。2021年10月にヴィーガン商品専門のECモール「ブイクックモール」としてサービスを開始したが、2022年9月にヴィーガン商品を日本全国へ一括配送できる設備や体制を構築。名称を現在の「ブイクックスーパー」へ変更し、リニューアルした。リニューアル後は、平均購入商品数が2.8個/注文から4.8倍となる13.4個/注文に上昇。リピート率は31%となった。月間ユーザー数は20万人、Instagramフォロワー数15万人。今後は実店舗の開店をはじめ、ファッションやコスメ領域への展開なども視野に入れている。
Data Base ブイクック