労働者のメンタルヘルスケアのクラウドサービスを提供するメンタルヘルステクノロジーズ<9218>は6日、2022年12月期の通期 売上高を前回予想20億2,700万円から12.9%増となる28億8,800万円へ上方修正した。新型コロ ナウイルスのワクチン接種における医療職の人材紹介手数料が想定を上回って推移し、売上高が大きく伸長した。営業利益は、積極的な広告投資などによる1億1000万円の追加コストが生じ、前回予想の5.5%増の上方修正に留まる見通し。
メンタルヘルステクノロジーズは、2011年3月にデジタルマーケティング事業を展開するMiewとして設立。全体売上の8割を占める、産業医の事務負担軽減や従業員の健康管理、メンタルケアサービス「産業医クラウド」の開発、提供を行うメンタルヘルスソリューション事業を軸に、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業の3つの事業を展開する。2022年3月29日に東証マザーズへ上場。初値は880円で公開価格630円を39.68%上回った。
Data Base メンタルヘルステクノロジーズ