22日、東京証券取引所がオンラインビジネス英会話「Bizmates」を展開するビズメイツの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は3月30日。
ビズメイツは2012年7月設立。ビジネス専門オンライン英会話レッスンサービス「Bizmates」の展開を軸に、グローバルIT専門の人材紹介サービスや採用マッチングサイトの運営などを手がける。収益の大半を占める主力事業「Bizmates」は、「英語で仕事をすること」をコンセプトにしたビジネス英語に特化したオンライン英会話サービス。さまざまなビジネスシーンに応じたコミュニケーションの「型」を初心者でも効果的に学べるよう独自のテキスト、レッスンを開発し、フィリピン在住トレ ーナーによる毎日1回25分のマンツーマンレッスンをオンラインで提供する。トレーナーは、フィリピン子会社Bizmates Philippinesを通じて確保。学歴、ティーチングスキ ル、コミュニケーションスキル、人間性に加えて「ビジネス経験」を採用条件に掲げ、採用率 5 – 1.0％以下の厳しい選考基準により、トレーナーの品質を担保する。2012年11月にサービスを開始し、2021年12月期の累積有料会員数は前期比125.2％増の7万5,837人。直近の業績は、2021年12月期（10期・連結）売上高 24億5,211.3万円、経常利益 2億6,174.2万円、純利益 1億8,450.3万円だった。
代表の鈴木伸明氏は1977年生まれ。青山学院大学経済学部を卒業後、金融事業の三貴商事を経て、2007年にヤフー入社。モバイル事業部、R＆D統括本部でKPI分析、事業計画策定などに携わる。2009年にベルリッツ・ジャパンに転職後、2012年7月、ビズメイツを創業した。
Data Base ビズメイツ