宇宙ごみ除去サービスなどの技術開発を行うアストロスケールホールディングスが公表した決算公告によると、2022年4月期(4期)の純損失は前期 △178億8,677万2,000円から△54億6,014万5,000円へ赤字幅が大幅に縮小した。利益剰余金は △54億6,014.5万円、総資産 178億7,966.4万円だった。
アストロスケールホールディングスは2013年5月に設立。軌道上で増加し続ける宇宙ごみ除去サービスの開発を行う。人工衛星が寿命を迎えたり、恒久故障の際に除去を行うサービスや宇宙空間上での宇宙状況の把握、稼働衛星の寿命延長などといった軌道上サービスのための技術開発を進める。現在、日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開する。2021年11月に実施したシリーズFの資金調達以降、グローバルでの従業員数は63%増加し、現在400名以上の体制を整えた。今年2月27日にはZOZO創業者の前澤友作氏からの30億円をはじめ、三菱電機、三菱UFJ銀行、三菱商事、日本政策投資銀行、FELからシリーズGとなる総額101億円の資金調達を実施。累計資金調達額は約435億円となった。
Data Base アストロスケールホールディングス