企業の支出管理業務を効率化するクラウドサービスを展開するLayerXは2月28日、リードインベスターの三井物産をはじめ、ANRI、ALL STAR SAAS FUND、GMO VenturePartners、ジャフコ グループ、Spiral Capital、Z Venture Capital、Dawn Capital、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)、三菱UFJキャピタルからシリーズAファーストクローズとして総額55億円の資金調達を行ったことを明らかにした。累計資金調達額は85億円。調達資金で開発や販売、マーケティング展開を加速し、事業拡大を図るほか、新事業の開発にも乗り出す。
LayerXは2018年8月に設立。企業向け支出管理サービス「バクラク」の開発、提供を行う。 バクラクは、請求書処理や経費精算、法人カードなど企業の支出に関連する業務をデジタル化し、AIの活用などで効率化するサービス。2021年1月に請求書AIクラウド 「LayerX INVOICE(現バクラク請求書)」のリリースを皮切りに、現在「バクラク経費精算」「バクラク申請」「バクラクビジネスカード」「バクラク電子帳簿保存」とバクラクシリーズ計5つのプロダクトを展開する。2022年11月には同シリーズ累計導入社数が3,000社を突破した。
代表の福島良典氏は、東証プライムに上場するGunosy創業者。東京大学大学院在学中にニュースアプリGunosyを開発し、起業。3年弱で東証マザーズに上場した。
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