処方せんなしで薬が買える零売薬局を展開するGOOD AIDが発表した決算公告によると、2022年9月期(7期)の純利益が前期 5,104.6万円から △13億1,188.6万円の赤字へ転落した。利益余剰金は △13億4,102.6万円、総資産 14億3,128.3万円だった。
GOOD AIDは2016年3月に設立。処方せんなしで病院の薬が買える零売薬局「セルフケア薬局」や、零売薬局と保険調剤薬局の2つの機能を備えたハイブリッド型薬局「おだいじに薬局」の運営を軸に、EC、訪問看護、人材紹介などを展開する。
セルフケア薬局は、事前のオンライン問診後に店舗で薬剤師との対面相談を行うことにより、処方せんなしでも病院の薬が最短10分で購入できるサービス。病院の薬約15,000種類のうち、かぜ薬や胃薬、花粉症など抗アレルギー薬、ステロイド軟こうや医療用保湿剤など約7,300種類の薬を購入することができる。2022年時点、中部、関東、関西の3地区を中心に、おだいじに薬局とセルフケア薬局を計32店舗運営しており、薬剤師約80名、看護師・リハビリ職約30名が在籍。社員数はグループ全体で約190名。
これまでにベンチャーキャピタルなどの投資家から複数回に渡り資金調達を行なっており、2022年4月には名古屋鉄道、近鉄ベンチャーパートナーズなどからシリーズCとなる総額3億円の資金を調達した。
Data Base GOOD AID
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